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【環境省】2023年度の国内温室効果ガス排出量及び吸収量を発表

2025.5.8

2025年4月25日に環境省より2023年度の国内温室効果ガス排出・吸収量が発表されました。
2023年度の我が国の温室効果ガス排出・吸収量は、約10億1,700万トン(二酸化炭素(CO2)換算、以下同じ。)となり、
2022年度比で4.2%(約4,490万トン)の減少、2013年度比では27.1%(約3億7,810万トン)の減少となりました。

温室効果ガスの排出・吸収量としては過去最低値を記録したことになりますが、2022年度からの排出量減少の主な要因としては、
・電源の脱炭素化(電源構成に占める再生可能エネルギーと原子力の合計割合が3割超え)
・製造業の国内生産活動の減少によるエネルギー消費量の減少
等が考えられるとのことです。

一方、森林やブルーカーボン等の吸収源対策については、2023年度の吸収量は前年度とほぼ同量の
約5,370万トン(2022年度は約5,380万トン)となり、2013年度排出量からの削減量(約3億7,810万トン)
の14.2%に相当する吸収量を確保となりました。
今後は吸収源としての期待が大きい沖合のブルーカーボンの取組についても、関係省庁連携や官民連携による
推進体制を構築し、検討を進めることとしています。

詳細については以下をご参照ください。
環境省HP: https://www.env.go.jp/press/press_04797.html

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