CN2050認証制度について
市場ニーズに適合した
新しい環境の認証制度『CN2050』
- 審査項目の環境マネジメントシステム(EMS)の構築においてはKES・環境マネジメントシステムスタンダードに準拠した 審査を行います。
- CO₂排出量及び削減量は審査登録申請を行った前年の実績数値をご提出いただきます。
- コンサル及び実地審査にはKES審査員が担当する場合がございます。
- 審査に必要な書類のサンプルフォーマットをご提供しています。コンサルをご希望いただいた場合は専任のコンサルタントが書類作成のアドバイスもさせていただきます。
概要
本認証制度は、国が策定したカーボンニュートラルを推し進めるべく必要な対応項目を網羅し、認証する制度です。ISO14001等の環境マネジメントシステム(EMS)の主要要求事項に準拠したKES・環境マネジメントシステムによる継続的な脱炭素経営に向けた企業体制の構築とカーボンニュートラル達成に不可欠な自社領域でのCO₂排出量(Scope1・2)をGHGプロトコルに基づいて可視化し、各企業が取組むCO₂削減活動量の可視化を審査項目として審査・評価していきます。
目的
日本のカーボンニュートラルの実現には、大手企業だけでなく、全ての企業が脱炭素への対策をしなければ実現できません。その鍵を握るのは日本企業の99.7%を占める中小企業になります。カーボンニュートラルの実現には中小企業の限られたリソースでも導入でき、継続できる脱炭素の取組みが必要であり、環境マネジメントシステムの構築及びCO₂排出量と削減量の可視化を審査・評価することで、企業の脱炭素経営促進に寄与することを目的とします。世の中のニーズに則した取り組みの推進と評価で、これからの企業経営において「選ばれる企業」となる為の評価基準を提供します。
対象
全ての事業者が対象となります。
特徴
①【シンプルなシステム】
国際規格のISO14001の基本コンセプトと同じくしており、環境マネジメントシステムの基本的な循環サイクル(PDCA)の主要点をおさえたシンプルなシステムで脱炭素経営に向けた企業体制を構築。
②【低コスト】
継続的な活動を維持していただけるように、低コストでの費用設定としています。(審査費用・登録費用など)
③【付加価値】
従来の環境マネジメントシステムの構築だけの認証と違い、市場からの情報開示要求となるCO₂の排出量や削減量の可視化を認証の要求事項としていることで、市場からの評価を得られ、選ばれる企業としてビジネスチャンスの喪失を防ぐとともに、新たな機会を創出できます。
④【社会全体での環境改善効果】
中小企業なくして、日本の経済社会構造は成り立ちません。1社単位での取り組みでは大きな効果とならなくても、環境への取り組みを実践する企業数が増えることで、社会全体としては大きな環境改善効果が生み出されます。
申込から認証登録までの流れ
- お申込方法
一般社団法人脱炭素経営支援協会のホームページの問合せフォームよりお申込みください。
※コンサルサービスのご希望有無についてチェック漏れがないようにご注意ください。 - コンサルサービス
コンサルサービスをご希望の場合は事務局よりコンサル料のご請求書を発行いたしますので、お振込み確認後、コンサル日程のご調整をさせていただきます。 - 審査登録申請
コンサルサービス終了後、所定の書面(審査登録申請書)にて審査登録の申請を指定メールアドレスまでご送付ください。
※審査登録申請書はコンサルサービス終了の時点でコンサルタントよりお渡し致します。
※コンサルサービスをご希望されない場合は事務局よりご指定のメールアドレスに書面をお送りさせていただきます。 - 審査書類の提出
審査登録申請書と併せて、所定の書面をご提出ください。提出書類の詳細についてはコンサルタントよりご案内致します。
コンサルサービスをご希望されない場合は事務局までお問い合わせください。 - 審査
ご提出いただいた書類の書類審査後、実地審査を行います。実施審査は基本的に審査員が直接審査対象先に訪問の上、審査を実施させていただきます。
※諸事情により現地での実地審査が難しい場合は別途ご相談ください。 - 判定
実地審査後、判定委員会にて判定審査を致します。合格の場合は事務局より審査登録料のご請求書を発行致しますので、指定の期日までにお振込みをお願いします。 - 認証登録
審査登録料のお振込みが確認できましたら事務局より認定書をお送りさせていただきます。
※認定書は基本的にデータでのお渡しになります。書面をご希望の場合は別途お申し出ください。
費用について
CN2050認証登録に掛かる費用としましては、以下の通りとなります。
<基本料金体系>
種別 | CN2050(S1) | 料金(税別) |
---|---|---|
コンサルタント料金 | 初年度標準2時間×3回 | ¥60,000 |
審査登録料金 | 新規登録審査料金 | ¥130,000 |
確認・更新審査料金 | ¥80,000 | |
備考 | 規模や環境負荷が比較的大きくない組織や環境問題に取組み始めた組織に適合。 |
種別 | CN2050(S2) | 料金(税別) |
---|---|---|
コンサルタント料金 | 初年度標準3時間×4回 | ¥99,000 |
審査登録料金 | 新規登録審査料金 | ¥270,000 |
確認・更新審査料金 | ¥120,000 | |
備考 | 規模や環境負荷が比較的大きい組織に適合。ISO14001に相当するEMSを構築できます。 |
(別途消費税)
- コンサルタント料金において、初年度の標準時間を超える場合や2年目以降でコンサルを希望の場合は別途お見積による費用が発生します。
- 審査登録申請時にご提出いただく各種書類作成用のサンプルフォーマットを無償提供致します。
<オプション料金>
KES・環境マネジメントシステム・スタンダード(ステップ1、ステップ2)を既に取得され、継続をされている企業様は下記の料金による追加書類審査でCN2050の取得が可能となります。
KES認証 登録事業者様限定 |
CN2050 追加審査料金(税別) |
備考 |
---|---|---|
オプション料金 | ¥48,000 |
|
(別途消費税)
- KES認証登録とは別に当協会への追加審査申請いただく必要がございます。