PHILOSOPHY
社団理念
脱炭素社会の実現に向けて
地球環境の保全と経済の調和を追求しながら、
脱炭素経営による社会的な責任を果たし、
持続可能な企業経営を
支援するパートナーとして
脱炭素社会の実現を目指していきます。
DECARBONIZATION
脱炭素について
なぜ『脱炭素』が必要?
予断を許さない地球の温暖化
世界の平均気温は工業化以前(1850年〜1900年)と比べ、既に約1℃上昇。
世界の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇の一途をたどっています。
地球温暖化から地球沸騰化の時代に突入し、世の中は大きく変わらなければならない局面を迎えています。
2023年は
「観測史上最も暑い年」になる見通し
2023年7月から世界の月間平均気温は4か月連続で記録を更新。世界気象機関(WMO)とコペルニクス気候変動サービスは、「2023年は観測史上最も暑い年になることがほぼ確実」と発表。
地球沸騰化の時代到来
グテーレス国連事務総長は講演で「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告し、すぐに気候変動対策の行動を起こす必要があるとコメント。
温暖化が進むことによる自然災害は企業経営にも経済的な大きなリスク
気候変動の影響による大規模災害が発生すると、インフラが寸断されたりすることで従来の事業活動がストップしてしまうリスクが伴います。温室効果ガスの増加による地球温暖化の放置は日常の生活のみならず、企業活動にも大きな経済的損失をもたらします。
大手企業が脱炭素に取り組む理由
ESG投資市場の拡大
ESG投資とは、財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の要素も考慮に入れた投資のこと。ESGに取組むことは経営リスクを低減し、外部環境の変化にも対応し持続可能性がある企業として、財務情報以外に期待できる投資対象先として評価されるため、資金調達面において重要なファクターとなっている。
Environment
環境
- 温室効果ガス排出量の削減
- 再生可能エネルギーの利用
- 廃棄物の減少やリサイクル
- 水資源の保護
Governance
企業統治
- 経営の透明性
- 不正行為の防止
- 法令順守
- 情報開示
脱炭素経営を
していない企業は評価に影響
- 投資市場ではESGを重視。特に環境(Environment)面において、気候変動からの影響(リスクと機会)に対する企業の対策
- (シナリオ分析)が企業評価に大きく影響
- 2021年6月のコーポレートガバナンス・コードが改訂による、東証プライム市場の上場企業は気候変動を含むESG情報の開示が実質義務化
- 消費者層の購買意識においても「環境」は大きなポイントに変化
だから大手企業はこぞって脱炭素経営に舵を切っており、サプライチェーン全体に波及
中小企業が
脱炭素経営に取組む必要性
(Scope1)企業自らが排出する直接排出
(Scope2)電力などのエネルギー調達に伴う間接排出
(Scope3)バリューチェーンにおける他社による間接的排出
脱炭素経営を
実現していくことのメリット
-
メリット1
優位性の構築(自社の競争力を強化し、売上・受注を拡大)
環境への意識の高い企業を中心に、サプライヤーに対して排出量の削減を求める傾向が強まりつつあり、「選ばれる企業」になれる
-
メリット2
知名度や認知度の向上
実際に取り組みを実践した企業は、メディアへの掲載や国・自治体からの表彰対象となることを通じて、自社の知名度・認知度の向上に成功しており、SDGsの考え方が広まっている中、消費者層からの評価向上につながる
-
メリット3
新たな機会の創出に向けた資金調達において有利に働く
実際に取り組みを実践した企業は、メディアへの掲載や国・自治体からの表彰対象となることを通じて、自社の知名度・認知度の向上に成功しており、SDGsの考え方が広まっている中、消費者層からの評価向上につながる
-
メリット4
光熱費・燃料費の低減
脱炭素経営に向けて、エネルギーを多く消費する非効率なプロセスや設備の更新を進めていくことで、光熱費・燃料費の低減がメリットとなる
-
メリット5
社員のモチベーション向上や人材獲得力の強化
気候変動などの社会的課題に取り組む姿勢を示していくことで、社員のモチベーション向上や意識の高い人材が集まる効果が期待できる